「投資信託」を積み立てるやり方として毎月決まった金額を積み立てていくという
方法があります。
例えば毎月1万円でAという「投資信託」を積み立てるとします。
「投資信託」の価格は毎日変動しますので同じ1万円でも8月と9月で
同じ「量(口数)」が買えるわけではありません。
Aという「投資信託」が8月は1000円だったとすると8月は10口買えます。
9月になってこの「投資信託」が2000円に値上がりしたとすると
5口しか買えません。
反対にこの「投資信託」が500円に値下がったとすると20口買えます。
このように「投資信託」の価格によって買える「量」が変わってきます。
ここで考えたいのは毎月毎月「投資信託」の価格の値上がりが続いた場合です。
こうなると「積立投資」の威力が薄れます。
Aという「投資信託」は値上がりし続けて1万円になったとします。
1万円の積立額だと1口しか買えないことになります。
もっと値上がりして2万円になったとしたら0、5口しか買えません。
むしろ「積立投資」の場合、右肩上がりよりも上がり下がりを繰り返して
くれた方が威力を発揮するのです。
但し、重要なのは最後のところで値上がりしていることです。
つまり右肩下がりの「投資信託」でもダメだということになります。
これが「積立投資」の面白さです。
0コメント