分散投資の考え方④

これまでは「投資信託」や「個別株」を使って分散投資をしましょうと

いうお話をしてきました。

分散投資という考え方でいえば、

■ グローバル投資を考える

■ 時間分散を図る

■ 輸出に強い株、そうでない株など反対の動きをするものを買う

などありますが、

今回は他の商品を買うお話をします。

まずは「債券」。

これは国債が主だと思いますが、日本国債であれば為替の心配もありませんし、

基本(日本が破産しない限り)元本は保証されます。

外国債であれば「投資信託」で買うという方法もありますが、外国債は利回りは

高くても為替で収益が変わってきます。

債券を投資信託で買う場合、為替の他に、信託報酬が大きく影響します。

日本だけでなく、欧州でもマイナス金利のところがあるので、信託報酬が高い

投資信託では下手をすると利回りがマイナスになってしまうこともあります。

もう1つは「不動産」。

実物の不動産を買うというのはハードルが高いと思いますので「REIT」という

商品を考えます。

Jリートとは不動産を運用対象とする投資商品で証券取引所に上場しているもの

です。

Jリートの場合は個別株のように自分で銘柄を選択する必要があります。

それはちょっと‥という方はJリートの投資信託もあります。

証券取引所に上場しているJリートの場合、数万円から高いものでは

70万円近くするものもありますが、

投資信託であれば積立も可能なので少額から買えます。

社会保険労務士・FP 中村真里子事務所

兵庫県宝塚市在住の社会保険労務士・ファイナンシャルプランナーのサイトです。