分散投資の考え方②

個別株で投資を始めてみたいと考える方も多いかと思います。

よく銘柄選びで言われるのは、好きな会社や応援したい会社を

買おうということです。

その会社の商品が好き、サービスがいいなど、そういう取っ掛かりでも

よいですし、女性ならアパレルとか化粧品会社などは興味を持つ方も

多いことでしょう。

但し、例えば車好きな方が自動車会社の株ばかり買ってしまえば

それは分散投資にはなりませんね。

個別株で分散投資を考えるなら

「輸出で儲かる企業なのか」(円安が望ましい)。

「原料などを輸入に頼っている」(円高が望ましい)。

「金利が上がると厳しくなる」(借入が多い)。

「金利は特に影響しない」(借入がない)など。

これらの観点から見て、円安が望ましい企業とそうでない企業、

低金利が望ましい企業とそうでない企業を買うことで分散投資が

できることになります。

個別株は投資信託のように、少額でというのは少し難しいかもしれませんが、

ミニ株や単元未満株を使って上手に分散投資を勉強して下さい。

社会保険労務士・FP 中村真里子事務所

兵庫県宝塚市在住の社会保険労務士・ファイナンシャルプランナーのサイトです。