分散投資の考え方

投資の基本は「分散」です。

いくらこの投資先が有望だと思っていても、

将来のことは誰にもわかりません。

「卵を1つの籠に盛るな」という投資の格言もあります。

それもあって投資を考えるのであれば投資先を分散させることが

有効なのです。


個別株の場合、A株を2単元買うのであれば、A株とB株を1単元ずつ

買う方がよいことになります。

ただ、投資初心者の方は少額から投資を始めてほしいので、

最初から個別株を何種類も買うのはハードルが高いと思います。


そういう場合に有望な投資商品が「投資信託」ということになります。

投資信託であれば株式市場全体を買うこともできます。

日本の市場だけではなく、世界の市場を買うことも可能です。

もしも月1万円で投資信託を積み立てていくとすれば、

5千円ずつ、日本の市場全体の投資信託と世界(日本を除く)の市場全体の

投資信託を買うということもできます。

これによって月1万円で世界の株式を買うということになります。


もう1つのポイントは「積み立てで買っていく」ことです。

積み立てで買うということは「時間の分散」になります。

「投資先を分散する」「時間を分散する」というのは投資の原則です

社会保険労務士・FP 中村真里子事務所

兵庫県宝塚市在住の社会保険労務士・ファイナンシャルプランナーのサイトです。