こちらの本を読みました。
日本はここ何十年間ずっとデフレと言われてきました。
消費者の立場からすれば物価が安いことは喜ばしい、歓迎すべきことだと思います。
私はほぼ毎日小松菜を買っているのですが、
私の行くスーパーでは今までは98円だった小松菜は最近は128円です。
キウイフルーツも98円のことが多いのですが、最近は128円のことも多いです。
これら30円でも上がると高いなーと感じるのはモノの値段が安いことに
慣れてしまっているからだと思います。
ただ、個人的によく思うことに
こんな安い価格でほんとに利益は出ているのだろうかということはあります。
特にサービスなどはそう思います。
ムダが多いから省きましょうということでムダを省き安くなったモノや
サービスは結構あります。
けど、そのしわ寄せが人件費にきているのだとしたら物価安が
幸せに結びついていないということになるのでは?
これは非正規雇用が増えたこととも無関係ではないと思います。
いろいろ考えさせられることが多い本でした。
0コメント