最初に何を選ぶのかが肝心②

資産形成に「投資信託」を使うとしたら「毎月分配型」は避けましょう。

毎月おこづかいが入ってくると思えばなんとなく嬉しくなりますが、

「資産形成」という目的であるなら毎月おこづかいを貰うより、

その分を将来に回した方がよいということになります。


「毎月分配型」の投資信託の問題は利益から分配されているだけではない

というところにあります。

利益が出ていてそれを分配されているのであれば問題はありませんが、

元本から無理矢理分配金を出している場合もあります。

まあ、それがわかっている人はよいのですが、

ずっと利益から分配金が出ていると思っている人は最後に愕然とすることに

なります。


「投資信託」を選ぶのであれば世界の株式に投資している「インデックス型」の

「投資信託」を選ばれればよいと思います。

世界はまだまだ人口が増えると言われています。

やはり経済を発展させるのに人口の威力は大きいです。

私があまり日本の株式の「インデックス型」をお勧めしない理由はここです。

人口が増えないなら経済が発展していくのは難しいと考えるからです

(政治のお粗末さも思います)。


最初から「アクティブ型」の「投資信託」を買う必要はありません。

高い手数料は必ずしも利益をもたらすというわけではありません。

手数料の安い「インデックス型」で十分です。


社会保険労務士・FP 中村真里子事務所

兵庫県宝塚市在住の社会保険労務士・ファイナンシャルプランナーのサイトです。