最初に何を選ぶのかが肝心

資産形成を考えた場合、どういう金融商品を選ぶのかというのが

肝心だと私は思います。


例えば、保険の場合。

はっきりいって、今貯金代わりになる保険はないと言っていいでしょう。

保険は加入したときの金利がずっと続きますので、

低金利の時代に加入して何十年も置いておいても資産形成には

なりません。


しかし、保障もあって貯金にもなると言われて加入してしまう人は多いです。

勿体ないと思います。

もし、上記に書いたことに気づいて解約してしまうと数ヶ月間の保険料は

ムダになります。

まあ、その数ヶ月間保障してもらった保険料だと割り切ればよいかもしれませんが。


このように保険は何十年と持ってやっと元本が戻るという風に思っておかれると

よいでしょう。

何年かして急に何かお金が必要になったとき、解約しても損をします。

そんなときのために「契約者貸付」という制度もありますが、

これだってきっちり利息を取られます。

私の両親は「契約者貸付」をずっと利用し続けて結局満期時には何も

残っていませんでした。


くれぐれも保険を資産形成に使おうとは考えないことですね。

社会保険労務士・FP 中村真里子事務所

兵庫県宝塚市在住の社会保険労務士・ファイナンシャルプランナーのサイトです。