医療費控除のポイント

2月になりました。

確定申告の時期になります。

会社にお勤めの方の中にも確定申告が必要という方も

いらっしゃると思います。


医療費控除とは

「1年間に支払った医療費」から10万円を引いた残りが

その年の所得から控除できます。

気をつけたいポイントの1つは

「1年間に支払った医療費」の範囲です。

詳しくは国税庁のHPでチェックしてみて下さい。

マイカー通院のガソリン代や駐車代は対象とはなりませんので、

マイカーで通院している方はご注意下さい。


1年間に支払った医療費は生計をともにする家族の分であれば合算できます。

医療保険などの給付金がある場合はその額は差し引かないといけません。

医療費控除には領収証が必要ですが、郵送などで届く「医療費のお知らせ」は

領収証の代わりにはなりません。

病院に行ったら必ず、領収証はとっておきましょう。

領収証の日に沿って公共交通機関の交通費も計算できますね。


「1年間に支払った医療費」から10万円を引くとありますが、

総所得が200万円以下の方であればその5%の額でOKです。

総所得が100万円であれば差し引く金額は5万円となります。

10万円以上医療費がかかっていないから関係ないという方は

気をつけて下さい。

大病などで仕事があまりできなかった方は所得がかなり少ないことも

あるかと思います。

こういう方は10万円ではないということを知っておかれるとよいでしょう。

少しでもお金が戻ってくれば安心感にもつながります。

社会保険労務士・FP 中村真里子事務所

兵庫県宝塚市在住の社会保険労務士・ファイナンシャルプランナーのサイトです。