節税は見えにくい

年末調整や確定申告で税金が戻ってきたら、ラッキー!と

思いませんか?

でも、これは先払いしていた税金を払い戻してもらっただけなので、

決して得をしたというわけではありません。

年末調整や確定申告の際に「所得控除」によって税金が安くなりますよ

と言われても、イマイチどういうことかわからない方も多いかもしれません。

これは所得から控除できるものが増えることによって、

「課税所得」が減るので、この「課税所得」が少なくなれば

節税につながるということです。

「確定拠出年金」の場合、掛金がすべて所得控除になるので、

その分「課税所得」が少なくなり節税になります。

これによって年末調整や確定申告の還付金の戻りが多くなりますが、

意識していないと、前年より少し還付が多いかな?という程度で

終わってしまう可能性があります。

せっかく節税になったのだから、どれぐらい節税になったのかを認識し、

その分を貯蓄に回すなど有効的な使い方をしたいものです。


社会保険労務士・FP 中村真里子事務所

兵庫県宝塚市在住の社会保険労務士・ファイナンシャルプランナーのサイトです。