11年目の完全寛解

11年前に告知されたがんが完全寛解となりました。


告知された病院の先生の治療方針が納得できず、

飛び込みで別の病院を探しました。

そこの先生とは相性がよく11年の付き合いとなりました。


入院、手術、数年間の抗がん剤治療。

再発も1回。

いつ、寛解ですよと言われるのかと通院の度に思っていましたがやっとです。


ステージ3で手術で取ったリンパは16個。

すべてが陽性だったそうです。

私のがんの型がHER2陽性だったのですが、これが陰性だと早いうちに再発し、

今頃はこの世にいないだろうと言われびっくりでした。

「あんたはラッキーやった、運が強かった」と言われ涙が出そうでした。


この先生に出会えたこと、選んだ治療方針が合っていたことなどなど。

そして周囲の人にも支えてもらいました。

中には心ないことをいう人もいましたけど無視、無視。


治療を始めた頃は治療費も心配でした。

最初に抗がん剤治療で窓口で支払った金額は7万円でした。

もちろん「高額療養費」も「医療保険」も使いました。

仕事もずっと続けていました。


人それぞれ考え方も違いますし、各々置かれた状況も違うとは思いますが、

今現在がんに直面している方は、悲観的になることなく(難しいことですが)、

がんと共存していくつもりで粘り強く治療してほしいと思っています。

社会保険労務士・FP 中村真里子事務所

兵庫県宝塚市在住の社会保険労務士・ファイナンシャルプランナーのサイトです。