安いと感心、けど大丈夫?

先日テレビで不動産を紹介している番組を見ました。


2軒紹介していたのですが、

どちらも戸建てで大阪府内の物件。

値段を聞いてびっくり。安すぎる‥。


1軒は何百万円をかけてリノベーション済で2千万円台。

確かに消費者の立場からいえば、お得ということになるのかもしれませんが、

本当に利益は出るのだろうか?と疑問に思いました。


資材などの建築費用はそんなに削れないとすると、

しわ寄せは人件費に行くのじゃないのかな?と考えたり。


だからデフレが止まらないんだといろんなことが頭の中をぐるぐる。

そして、2千万円台の家がいくら安いといっても、

大半の人はローンを組んで買うでしょう。

果たして何十年もローンを払うということが本当に価値と見合うのか‥。


家が資産でなくなる日もそう遠くないかもしれません。

むしろ、住み捨て(私の造語)、そこそこ条件が揃った家に

何十年か住めればそれでよいと割り切ればよいのでしょうかね。

不動産はやっぱり難しいということを改めて考えさせられました。



社会保険労務士・FP 中村真里子事務所

兵庫県宝塚市在住の社会保険労務士・ファイナンシャルプランナーのサイトです。