家計簿と資産簿

今年もあと2週間を切りました。

気持ちだけが焦るような気がします。


さて、家計の方は今年1年どうでしたでしょうか?

今年もまた、家計簿が続けられなかったと反省されている方も

いらっしゃるかと思います。


家計簿が一番活きるのは、ほんとに貯金ができない、

何に使っているかわからない‥など、発展途上の家計だと私は

思っています。

ムダ遣いしている意識がないのに、貯金ができないなどは

家計簿をつけるとかなりの確率で改善するはずです。


一方、普通に貯金はできているし、毎月ほとんど赤字になることはない

という家計なら、特に家計簿をつける必要もないのかなとも思います。

むしろ、そういう家計であれば「家計簿」より「資産簿」をつけることを

おススメします。


「資産簿」とは、現金や預金、保険、投資信託、株式などを時価で評価し、

いくら増えたのかを記録していくものです。

「資産簿」だと毎日つける必要はありませんし、1年に1回でも構いません。

家計はそこそこ回っているけど不安という方は、資産簿でどれくらい資産が

増えているのかを確認すればよいのです。

そうすることで、不安は取り除けますし、この出費にはこの資産を取り崩せば

よいなども確認できます。

資産が増えない、減っていくようであれば、家計簿に戻り原因を追究しましょう。

社会保険労務士・FP 中村真里子事務所

兵庫県宝塚市在住の社会保険労務士・ファイナンシャルプランナーのサイトです。