固定費の削減だけでは厳しい?

私が買物依存、独立、そしてがんが発覚し、途方にくれたときに一番最初に

したことは家計簿の再開でした。

まず、今の生活の実態を掴もうと考えたからです。

それから、毎月無駄に出費しているものはないかを見ました。

これがいわゆる固定費の削減です。

家計の本や節約の本を読むと、食費や光熱費を節約するより、

まずは固定費を節約しましょうとあります。

これは固定費を削減できると効果が大きいこと、例えば生命保険で毎月

3万円払っていたのが2万円にできれば、それだけで1ヶ月1万円が浮くことに

なります。

他にも固定費は1回メスを入れると効果が持続するということも言えます。

食費や光熱費は毎月気をつけなければならないので、労力が大きいのです。

さて、固定費が削れたとしてそれは喜ばしいことなのですが、

実はその後も肝心だと私は思っています。

家計を見直そうと考えるのは、それまでの家計がうまく回っていないことが

原因でしょう。

いくら固定費を削減できたとしても、普段のお金の使い方を見直さなければ、

家計は発展しない可能性があります。

むしろ、固定費を削減したのを機に、普段のムダやお金の使い方のクセなども

チェックしておくとよいです。

私自身も固定費を削減してから、普段のムダ遣いにもメスを入れましたよ。

社会保険労務士・FP 中村真里子事務所

兵庫県宝塚市在住の社会保険労務士・ファイナンシャルプランナーのサイトです。