今日は身近な生活についてのニュースが結構ありました。
まずは「年金」ですが、原則、公的年金は25年保険料を支払わないと
受給資格が発生しませんが、10年保険料を支払うと受給できることに
なります。
来年の10月から新たに受給できる人が増えることになります。
但し、10年で受給資格が発生するというだけで、もらえる額は
当然、保険料を支払った10年分だけです。
「配偶者控除」についてもニュースがありました。
これはまだ検討段階ですが、「配偶者控除」を103万円から150万円に
引き上げるというものです。
以前は「配偶者控除」そのものをなくすと言っていたような気がしますが‥?
「配偶者控除」を150万円に引き上げたとしても、年収130万円で健康保険と
年金保険料を払わないといけないとなると、果たして150万円に配偶者控除を
引き上げたとしても、手取りが増えないからやっぱり‥と考える人がいるのでは
ないでしょうか?(106万円で社会保険料を負担しなければならない人もいます)
最後はがんの新薬「オプジーボ」の価格を下げるという話題です。
私ががん治療をしていたときに使っていた薬も以前なら保険適用外の薬でした。
そうなると私は使えなかったでしょう。
そう考えると、健康保険の財政が厳しい今、薬価を下げるというのは、
喜ばしいことだとは思うのですが、これからどんどん出てくる新薬に対して、
どのような対応をしていくのかというのは非常に興味があります。
製薬会社の事情も少しは考慮する必要もあると思いますし。
ただ、やっぱりお金のために治療を諦めないといけないという人を
少しでも減らしてほしいというのはがんサバイバーの私の願いです。
0コメント