教育について考える

こちらの本を読みました。

教育費は頭の痛い問題です。

デフレが何十年と続いていても、日本の学費は値上がりしています。

例えば、国立大学の初年度納入金ですが、40年前は15万円弱だったのが、

現在は82万円弱となっており、5倍以上です。

昔はお金がないなら国立や公立と言われていたのが、初年度だけでも82万円

と聞くと、それだけでも大変だというのがおわかりいただけると思います。

そして、国立や公立に入るのには塾などに通うということが当たり前で、

そうなると安い学費の大学に入るためにお金が必要ということになります。

東大生の親の所得が高いとお聞きになった方も多いかと思います。

では、どうするか?

と、いうところで奨学金の登場となりますが、それも安易に利用するのは

どうかというのが今、問題になっています。

そして、根本は学費を安く上げるためというよりは、子どもにとって本当に

良い教育というのはどういうものなのかというのを考えることだと、

私は思っています。

私、個人がそういうところは無視され、だたとにかく、学費が安い学校、

家から近い学校に行けと言われたことが、未だにしこりとなって残っているからです。

是非、家族みんなで話し合っていただきたいと思います。

大事なことですよ。


社会保険労務士・FP 中村真里子事務所

兵庫県宝塚市在住の社会保険労務士・ファイナンシャルプランナーのサイトです。