本日はREITに投資する際に参考になる指標を簡単に紹介いたします。
その前にJ-REITは投資対象による用途により3つに分かれます。
■ 特化型
これは、単一のタイプの不動産に投資されているものです。
オフィスビル、商業施設、住居、物流施設など。
最近はヘルスケア施設やホテルなども注目されています。
■ 複合型
これは2つのタイプの不動産に投資されているものです。
■ 総合型
これは3つ以上の用途、もしくは投資する不動産のタイプを限定しないものです。
では、指標についてです。
まずはNAV倍率。
NAVとは1口あたりの純資産額だと考えて下さい。
この1口あたりの純資産額が現在の価格と比べてどうかということです。
これが1倍よりも高いと市場は純資産の価値より高く評価していることになります。
1倍よりも低いと現在の価格は割安だとなります。
株式投資をされている方はおわかりだと思いますが、
株式投資でいうところのPBRのようなものです。
FFO倍率。
FFOとは不動産の賃貸の純収入のことでこれを現在の価格で割ることで今の
価格が割高か割安かを判断します。数字が低いほど割安となります。
これは株式投資でいうところのPERのようなものです。
LTV比率は総資産額に対しての有利子負債の比率をいいます。
LTV比率が高いと有利子負債が多いということになりますので、
金利が上がったときに影響を受けやすくなるということになります。
0コメント