「売り」で後悔することは多い

株式投資ではどこが安値でどこが高値かは当然のことながら

そのときはわかりません。

しばらくしてあのときが安かったんだ、高かったんだと気づきます。


「買い」の場合は多少高値のところで買ったとしても、

持ち続けていればもっと高くなることはあり得ます。

しかし「売り」の場合は売ってしまうとその銘柄とは縁が切れる

わけですから早く売り過ぎてしまったと後悔することになります。


一旦、売ってまた下がったときに買えばよいとも言われますが、

自分が最初に買った値段を覚えていたら、

その値段が頭に残っていてその値段を基準にしてしまうことがあるので

なかなかもう1回買ってみようとはならないこともあります。


私自身、何度ももっと待って売ればよかったと後悔したことが

多いです。

「買い」より「売り」の方の後悔が圧倒的に多いです。


例えば20年以上前に売ってしまった銘柄が今は3倍ぐらいに

なっているとか(今はとても買える値段ではないので)、

5倍ぐらいになってしまった銘柄もあります。


投資は「買い」より「売り」が難しいとよく言われます。

それを実感している私です。

社会保険労務士・FP 中村真里子事務所

兵庫県宝塚市在住の社会保険労務士・ファイナンシャルプランナーのサイトです。