「副業」に関するポイント

「副業」に関するご相談って本当に多いです。

大体がお給料が下がったから「副業」をしようと思いますが

税金はどうなりますか?というような内容なのですが、

問題は「副業」の中身です。


副業でよく見られるのは物販とかアフィリエイトなどですが、

これらでたまに収入を得るのであれば年間所得が20万円以下であれば

確定申告は必要ありません。

ここで気を付けたいのは「所得」であって「売上」ではありません。

「売上」から「経費」を差し引いたものが「所得」です。


しかし、コンスタントに売上が上がってくるのであれば

個人事業主としてやってみようかと考える方もいます。

この場合は税務署に「開業届」を提出し、確定申告をしなければなりません。


他には本業以外の会社でアルバイトとして働くという副業もあります。

この場合気を付けたいのは「週20時間以上で1年以上の雇用が見込まれ、

賃金の月額が88,000円以上」で常時従業員が501人以上の会社で仕事する

場合は健康保険と厚生年金に加入しなければならなくなり、

本業の報酬と合算しなければなりません。


「副業」をする際には「税金」と「社会保険」について注意しておくことが

必要です。



社会保険労務士・FP 中村真里子事務所

兵庫県宝塚市在住の社会保険労務士・ファイナンシャルプランナーのサイトです。