「家」に対する実感

持ち家があるということはある意味安心感に繋がります。

賃貸だと貸主の都合で急に立ち退きなどということもありますから。


でも、持ち家が絶対かと言われれば私はあまりそうは思いません。

家が資産という考えもありません。

先程書いた安心感という考えにしても、キャッシュで家を買った、

住宅ローンをすべて返し終えたというのであれば安心感に繋がりますが、

住宅ローンを返済している途中であれば家賃を払っているのと変わりません。


でも、返済が終われば自分のものになるのだから‥という考えはよくわかります。

ただ、それが「資産」と呼べるかどうかは別です。

余程交通の便のよいところにある物件なら別ですが、それ以外ではあれば

資産にはならないと思います。


両親の家が築60年ぐらいなのですが、先日も水道が漏れているとかで

11万円かかりました。

どこもかしこもいろいろガタがきています。

両親がいなくなったら私が相続しないといけませんが、

正直いらないです。

と、いうより今からどうやって処分しようかと考えると頭が痛いです。


後々のことを考えると「家」って本当に買う方がよいかどうか迷いますね。

単純に「持ち家」がよいか「賃貸」でよいかなど言えない気がします。

それほど「家」の問題って根深いのです。


社会保険労務士・FP 中村真里子事務所

兵庫県宝塚市在住の社会保険労務士・ファイナンシャルプランナーのサイトです。