結婚を1度もしていない方や、離婚した方、死別した方などおひとりさまと
いってもいろんな方がいらっしゃいますが、
基本的にはおひとりさまには、日本の税金や社会保険は甘くないということが
言えると思います。
死別した方には「遺族年金」がありますが、これも子どもがいるといないでは
全然差があります。
少し話がそれますが、おひとりさまの方が自営で何かをするとします。
個人事業であれば、自分で所得税、住民税、国民健康保険料(税)、国民年金を
払わなければなりません。
これが会社員の夫がいる方が自営をするとなると、所得が38万円以下なら所得税を
払わなくてもよいですし、売り上げから必要経費を差し引いたものが、130万円未満なら
夫の扶養となり健康保険料や国民年金保険料を払わなくて済みます(例外もあり)。
では、反対におひとりさまのメリットとは?となると、これはなんでも自分の意思で
決められるということに尽きると思います。
家族がいれば、お金の使い道についても、話し合いが必要ですし、価値観をすり合わせて
いかないといけません。
しかし、おひとりさまなら、趣味に思いっきりお金をかけたいけど、普段の生活は質素で
いいなど自分で何にお金を使って、何にお金を使わないようにするかは自由です。
ただ、20代や30代の若いおひとりさまで、親と同居している方は少し注意が必要です。
できるだけ家にお金は入れて、残りを自分できちんと管理することが重要です。
その際に貯金の額は多めにして先取り貯金をして、家には一定の額を入れ、残りで
生活しましょう。
おひとりさまのうちにきちんと家計の把握ができていれば、家族ができてもその経験が
活きると思いますよ。
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