これまで3回に分けて株式投資の代表的な指標を紹介してきました。
「PER」「PBR」「ROE」。
この指標を導き出す公式など覚える必要はありませんが、
意味を知って株式投資に活かせていただけたらと思います。
これらの指標はもちろん自分で計算する必要はなく、会社四季報や
日経会社情報、ヤフーファイナンスなどには載っていますので、
それらを参考にして下さい。
■「PER」は同業種で比較する。数値が小さい方が割安。
■「PBR」は1倍未満かを見る。
■「ROE」は高い方がよい。
これぐらいのことを知っておかれるとよいでしょう。
しかし、指標も完璧ではありません。
市場全体のことを考えると、マクロ景気や政策、為替、世界経済などが影響を
与えるからです。
「PER」は1桁、「PBR」は1倍未満、「ROE」は10%以上という銘柄があったとしても、
この銘柄の株価が必ず上がるのか?というと、絶対上がりますとは言えない
というのはわかっていただきたいと思います。
でも、ほんとに実力のある銘柄は一旦下げたとしても徐々に値段を上げていく可能性は
高いですし、私たちが株式投資をする場合はこういう指標を見るクセをつけていくことが
近道だと私は思っています。
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