先払いと後払い

商売の鉄則は「もらうものは早く、払うものは遅く」です。

これは支払いのサイトは長く、入金のサイトは短くするということです。

例えば、支払いは翌月の月末、入金は翌月の10日などにすれば、入金された

お金で支払いができることになります(現実はなかなか難しいですが)。

私は個人事業主なのでひとりで全部やっています。

営業(?)もお金の管理も。

セミナーや個別相談(対面)の場合、代金は当日お持ちいただくことにしています。

いろんな方のセミナーを見ていると、事前振込で受付というのが多いような気がします。

事前振込というのはキャンセルを避ける意味合いもあるように思います。

キャンセルの場合、全額返金というより、当日なら返金しない、○○日前なら

50%いただきますというように、キャンセルが出ても基本100%返金というのは

少ないように感じます。

キャンセルはそれぞれ事情があることはわかるのですが、こちらもレジュメなどを用意して

いるということで困ります。

そういうこともあって、私も事前振込にしようかと考えたことがありました。

しかし、結局事前振込はやめることにしました。

それは「お金を預かる」ことに抵抗があったからです。

セミナーや個別相談が無事終わって代金をいただくという方が、自分の気持ちにしっくり

くるかなと思ったこともありますし、

何より、私の場合、ひとりでやっているので、もし、私に何かあってお預かりしたお金が

返せないことがあっては困ると考えました

(例えば突然死してしまう可能性もありますし)。

先払いというのは「払う方」も「もらう方」も慎重になる必要がありますね。

というわけで私のセミナーや個別相談は当日代金をお持ちいただいています。

但し、電話やメール相談は事前振込でお願いしております。

これは電話やメールなら日程を変更していただくことが可能だと考えているからです。

ご了承下さい。



社会保険労務士・FP 中村真里子事務所

兵庫県宝塚市在住の社会保険労務士・ファイナンシャルプランナーのサイトです。