今年度から「給付奨学金」は対象や金額が大幅に拡充されています。
それは喜ばしいことなのですが、
給付奨学金だけではとてもではありませんが、
授業料等を補うことはできません。
例えば国立大学でも入学金と授業料を合わせて80万円はかかります。
授業料だけでも約54万円です。
給付奨学金の額は国公立の自宅通学で29,200円が最大です。
これは住民税非課税世帯の人が当てはまります。
給付奨学金で足りない部分は貸与奨学金を利用するか、
あとはアルバイトなどで埋めなければなりません。
ここからは私事になりますが、
私は学費をアルバイト代で稼いで短大を卒業しました。
これは正直すごくしんどいことでした。
図書館司書の資格を取りたいと思っても
私の通っていた短大ではその授業は土曜日の午後遅くだったため
バイトがあり結局受講することはできませんでした。
バイトに行かないと授業料が稼げなくなる‥ということが
いつも頭の中にありました。
元々、希望していた学校でもなかったため(四大に行きたかったため)、
勉強もつまらなくなんにも残っていません。
こういうお金の使い方が一番ムダだったんだよねーと今でも
思っているのです。
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