後々受け取る際の課税も気にしておく

保険で資産形成をするのは私はおススメしないということを

以前にも書きました。

保険はあくまで足りない保障を買うものだと思っていますので。


もう1つ保険で節税も疑問に思っています。

企業の節税対策として定期保険を使うという方法があります。

保険料が損金扱いになり節税になるというものです。

しかし、これに国税庁が目を付けたため、

保険会社は販売休止にしました。


冷静に考えてみればそのときは経費になって万歳なのですが、

解約返戻金を受け取る際には税金がかかってきます。

たまたまその年度に大きな赤字が出ていて

その赤字の範囲の解約返戻金なら問題はないのですが、

黒字の場合に解約返戻金が戻ってくると、

思った以上の税金を払わないといけなくなります。


個人の方でも満期の保険の際には税金がかかってくることも

あることを知っておきましょう。

国民健康保険の加入者であれば保険料にも影響してきます。

社会保険労務士・FP 中村真里子事務所

兵庫県宝塚市在住の社会保険労務士・ファイナンシャルプランナーのサイトです。