資産形成に○○は必要ありません

生命保険は保障を買うと割り切って使いましょう。

生命保険でなんでもカバーできるのではないかと考えるから

保険が複雑になってしまうのです。

保険は死亡と病気ぐらいに備えればOKと思っておけば

複雑な保険に何本も入ったりしないで済みます。


将来に備えてというのも保険では今の時代カバーできません。

ひとつは低金利であるということ、

ひとつは低金利のときの保険に入ってしまうとインフレがきたら

アウトです。


ある30代の男性ですが、個人年金保険に加入されました。

30年保険料を払います。

生命保険控除があるから税金がお得になると思われるでしょうが、

この方住宅ローン控除もあるためこれで全部の税金が還付となり、

個人年金保険に関してはメリットがありません。


将来に備えて資産形成をするのであれば、税金面で考えても

iDeCoを使うなどの方がメリットがあります。

そもそも生命保険は保険会社の経費も加入者が負担しているのです。

そのため、毎月1万円の保険料を払っているとしても

そのまま1万円が積み立てられているのではありません。

やはりコストに目を配ることは大事ですね。

社会保険労務士・FP 中村真里子事務所

兵庫県宝塚市在住の社会保険労務士・ファイナンシャルプランナーのサイトです。