詐欺なのか判断がつかなかった話

実家に帰ったとき固定電話が鳴りました。

私が取って「もしもし」というとしばらくして

「○○市役所ですが」と若い男性が話し始めました。


12月26日に○○さん(私の母)の介護保険料の返金の通知を

郵送したが、まだ返送されていないのでどうなっていますか?と

いうことでした。


両親の保険に関する書類は娘(私のこと)の方に送ってもらうように

市役所に届け出をしているのでその旨を伝えました。


はっきりいうとこれだけのことなのに、

すごく時間がかかりました。

私がおかしいと感じたのは

普通は電話に出ているのは誰かというのをまず確認すると

思うのですが、それはおかまいなしに話が進みました。


それに娘の方に郵便を送ってもらうようになっているはずと

いってもなんの反応もありません。

もし、これで私の名前や住所を知っていれば

ああ、やっぱり市役所の人だと納得できたのですが、

それに対しても何も言いません。

来週木曜日にもう1回書類を送りますと言われて

はい、わかりましたと電話を切ったのですが、

なんですぐに送ってこないのかも謎です。


来週の木曜日が過ぎても郵送されて来なければあの電話は詐欺だったと

いうことになります。


もし、詐欺でないのならこんな詐欺が横行している時代に

わざわざ電話などする必要があるのか(親切だとしても)?とか、

ここにはかいつまんで書いていますが、話がなかなか噛み合わなくて

イライラしました。

説明が下手だなと感じました。

何よりもまず本人なのかどうか確認してから話を始めるのが普通だと思うのですが‥。


つくづく難しい時代になったものだ。

高齢者が詐欺被害に遭うのもわかる気がすると思ったのでした。

社会保険労務士・FP 中村真里子事務所

兵庫県宝塚市在住の社会保険労務士・ファイナンシャルプランナーのサイトです。