リターンよりまずはコスト

某金融機関の待ち時間の際に投資信託のパンフレットを

見てみました。


3本ぐらいしか見れなかったのですが、

すぐにどれも買うべきものはないなという結論に達しました。

とにかくコストが高すぎるのです。


まず、販売手数料。

これは投資信託を購入する際に金融機関に支払う手数料のことですが、

これが1.65%。

今やノーロード(販売手数料が0円)の投資信託がいっぱいあるのに

なんで好き好んで手数料を払わないといけないんでしょう?


信託報酬。

これは投資信託を保有している間ずっとかかるコストですが

これも1.6%とか1.7%とかでした。

大したことないと思いますか?

でも、10年保有すると考えて下さい。

17%もコストで持っていかれてしまいますよ。


守りに強いとかいうのが売り文句の投資信託だったのですが、

内容は日本国債が半分近く。

確かに守りに強い?のかもしれませんが、

日本国債の利率は10年ものでもマイナスです。

これで信託報酬を1.7%も取って本当に利益って出るんでしょうか?


まずはコストを見るだけで買わなくていい投資信託が

選べます。



社会保険労務士・FP 中村真里子事務所

兵庫県宝塚市在住の社会保険労務士・ファイナンシャルプランナーのサイトです。