9年前の9月15日は私ががんの手術を受けた日です。
いろいろ悩みながらも決断しました。
手術後も抗がん剤治療を数年行い、未だに経過観察中ですが、
生きています。ありがたいことです。
この9年の間に両親の介護も始まりました。
私は兄弟姉妹がいないためひとりで両親を見なければならず
孤独でした。
親戚にもいろいろ心ない言葉を言われたり、口出しをされたりして
ツライことも多かったです。
がんもいつどうなるかわかりませんし、私はストレスもあって
脳梗塞を発症しました。
両親は認知症なので暴言を吐いたり、私の言うことも聞きません。
お金の管理もできなくなりました。
一時はほんとにすべて放り出してしまいたい。
両親から解放されたらどんなにいいだろうと思っていました。
そのときに成年後見制度を使えないかと考えたこともありました。
両親の家に言ったらまた何を言われるか分からない‥と憂鬱で
胃が痛くなります。
だからお金の管理を任せることができればなあと思ったのです。
結局成年後見制度を利用することはなかったのですが、
介護で悩んでいる方は大勢いらっしゃるでしょうし、
こういう制度があるよということが広まって
少しでもご本人さんやご家族がラクになればいいなと思います。
というわけで成年後見人をめざして少し先になりますが
勉強したいと考えています。
ただ、今は成年後見を担う専門職として社労士は裁判所から
認められていないのです(個人として受任することは可能)。
ただ、これは今後の社労士の頑張り次第と言えるのでは
ないでしょうか。
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