応援したい気持ちはあるけど難しい

IRセミナーに行ってきたのですが、

今回はすべてバイオベンチャーの企業でした。


個々の会社の説明の前に

有望な創薬ベンチャーを見分けるポイントについての講演がありました。


ビジネスモデルでいえば「新薬候補の権利を売るビジネス」です

(創薬ベンチャーの場合)。

契約時に一時金があり、開発期間中にはマイルストーンという成果達成報酬、

発売後にはロイヤリティ。

これらはすべて利益となります。


この創薬型以外にも「創薬基盤技術型」や「研究支援型」などがありますが、

「創薬型」が一番高リスク高リターンです。


投資の観点から見れば製薬会社との提携や開発段階(臨床試験)が

重要なポイントです。

段階を踏むごとに契約一時金が増えていきます。

つまり提携したことで株価がグンと上がるということになります。


創薬ベンチャーは赤字が多いのでPERで株価が割安かどうかは計れません。

あくまで成長性を見ることができるかどうか。

がんやアルツハイマー病に強みがあるので一市民としては

是非、がんばってほしいとは思うのですが、

投資としてはなかなか難しいと思います。

目利き力と辛抱が必要なのかなと。




社会保険労務士・FP 中村真里子事務所

兵庫県宝塚市在住の社会保険労務士・ファイナンシャルプランナーのサイトです。