旧NISAの顛末

今年新NISAが始まりましたが、

私は旧NISAから利用しています。


つみたてNISAではなく一般NISAの利用者です。

一般NISAの場合、非課税機関は5年。

ただ、ロールオーバーできるので最長10年まで。

但し、2024年からは新NISAが始まりましたので

ロールオーバーできない場合もあります。


私、ロールオーバーして10年ギリギリまで粘っていた

銘柄が2銘柄。

粘っていたというのは含み損だからです。

しかし結局含み損のまま12月を迎えることになり、

売ることにしました。


私、ほとんど損切りをしません。

株や投資信託は長期で持つのが普通だと思っているからです。

しかし旧NISAの場合、NISA口座が消滅することにより

NISA口座で買っていた株や投資信託はそのまま課税口座に移されます。


例えば旧NISAで10万円で買った株が8万円に値下がりしたとします。

そのまま課税口座に移ると取得価格は8万円ということになります。

時が経ちその株が10万円になったとします。

そこでやれやれと思って株を売ると2万円の利益が出たと見做され

その2万円に税金がかかります。


しかしよく考えてみると元々は10万円で買った株を

10万円で売っただけのことで損益は0です。

こういうことを避けるために私は損切りすることにしました。

ただ、1銘柄は配当を考えると利益が出ています。

もう1銘柄は配当込みでもマイナス、優待を考えるとなんとかプラスでした。


このことからやはり新NISAは使いやすいなと思います。

非課税期間が無期限ということは大きいです。

やはり投資は長期を前提に考えたいものです。



社会保険労務士・FP 中村真里子事務所

兵庫県宝塚市在住の社会保険労務士・ファイナンシャルプランナーのサイトです。