保険金が満期になったら‥

貯蓄型の保険金が満期になった後、どうしようか?と悩む人も

少なくありません。

保険会社も必ず次の保険を勧めてくるでしょう。


考えたいのはその満期になった保険に加入した当時と状況が

変わっているということを自覚することです。


当時は独身だったが、今は子どもがいる。

当時は仕事をしていたが、今は専業主婦など。

そういうご自身の状況が変わってしまえば、

加入する保険も変化するのは当然です。


他には世の中の状況もそうです。

例えば30年前に貯蓄型の保険に加入した人は

今から考えればラッキーだったわけです。

当時は予定利率が高かったので保険料も安かったのです。


当時と同じ条件の満期金を受け取ろうと思えば

かなり高い保険料を払わないといけません

(販売しているかも定かではないです)。

もう1つ、自分も年を取っていることです。

20歳の時に入った保険が30年で満期とすれば

50歳です。

当然ですが20歳の保険料と50歳の保険料は全然違います。


これらを考えていくと、そもそもの前提に立ち戻って

本当に保険は必要?と考えてみることが大事ということになります。



社会保険労務士・FP 中村真里子事務所

兵庫県宝塚市在住の社会保険労務士・ファイナンシャルプランナーのサイトです。