損をしている場合のNISAの出口は?

2014年にNISA口座を開設して商品を購入した場合、

今年の年末でNISAの期間は終了します。


今現在、利益が出ているのであれば売って利益を確定するのが

良いと思います。

特に最近は株式市場が乱高下気味ですので利確するのは賢いと言えます。


反対に損が出ている場合はどうするか。

何も手を打たなければ年末に特定口座へ自動的に移管されます。

もう1つは来年(2019年)のNISA枠に移す方法です。

これにより2023年まで非課税期間が継続できます。


損が出ている場合は

① 特定口座に移す

② 2019年のNISA枠に移す(ロールオーバー)

の実質2択となります。

しかし、特定口座に移してしまうと値上がりすると

税金を払うことになってしまいますので

②がおススメです。


一般のNISAの制度は2023年までとなっているので、

来年以降のNISA枠はロールオーバーすることはできなくなります。


2019年以降のNISA枠は制度の改定がない限り、

5年で終了ということに注意しておく必要があります。


社会保険労務士・FP 中村真里子事務所

兵庫県宝塚市在住の社会保険労務士・ファイナンシャルプランナーのサイトです。