親の影響は大きい

子どもがお金について影響を受けるのは親からでしょう。

親の普段の行動が子どもの金銭教育となります。


私の母はいつも「お金がない」というのが口癖の人でした。

私にも「お金がないから○○するな」というのはしょっちゅう。

そしてお金がないと言いつつも何も対策を取らない。

家計簿をつけるとか、勉強するとか、きっちり節約するとか

何もしない人でした。


そのくせ私には無駄遣いするな、お金を貯めろと言い続け、

高校生になったらバイトに行けと言われ行かされました。

今でいうところの”毒親”だと思います。


母を見ていて思ったのは「お金について知ること、勉強すること」でした。

母の口癖は「国が言うことだから大丈夫」というもの。

これも私には疑問でした。

年金制度を見ていたらよくわかると思います。


以前、個人相談にみえた30代の方は、投資に興味があるということでしたが、

ご両親に相談したら、やめておきなさいと言われたそうです。


例えばこのご両親にしても、私の母にしても「こういうリスクがあるから

これはやめなさい」というきちんとした理由があるのなら説得力もあります。

しかし、なんとなく危なそうだとか、投資なんかしなくてもやってこれた

と思っているのだとすれば、時代が違うということも言えます。


お金のことだけでもないのですが、私は母のいうことを聞かなければよかった

と思うことが多々あります。

なんでも鵜呑みにするのは危険なのです。

社会保険労務士・FP 中村真里子事務所

兵庫県宝塚市在住の社会保険労務士・ファイナンシャルプランナーのサイトです。