株価が安いかどうかすぐにわかる方法

会社四季報のそれぞれの企業の左下に「業績」が載っています。

左から「売上高」「営業利益」「純利益」「1株益(円)」「1株配(円)」

となっています。


まだ、来ていない決算期、今だったら19年の3月とかの「1株益(円)」を見ます。

この「1株益(円)」に10を掛けてみます。

例えば「1株益(円)」が50円だったとすると500円になりますね。

この500円と今の株価を比べてみます。

もし、今の株価が500円より安ければかなり割安と言えます。


10に特に根拠はないのですが、計算しやすいことから10としてみました。

お気づきだと思いますが、要はこれが「PER」です。

「PER」は株価 ÷ 1株利益なので。

「PER」は14から15ぐらいが普通と言われています。

これも特に根拠はありません。

10ではなかなか厳しいというのであれば14ぐらいを掛けてみて

今の株価と比べてみて下さい。


但し、注意点もあります。

業種によってはすべての銘柄の「PER」が10以下が普通という

業種もあります。

これだとその銘柄が特別割安ということになりません。


他にも「PER」は確かに10以下で割安と言えても

株価は「PER」だけで判断されるものではありません。

1つの指標として見て下さい。

社会保険労務士・FP 中村真里子事務所

兵庫県宝塚市在住の社会保険労務士・ファイナンシャルプランナーのサイトです。