逆転の発想

個人投資家には株主優待目当てで株式投資をされている人も多いですね。

桐谷さん(元・棋士の方)のような有名な方もいらっしゃいますし、

株主優待が目的だと株式投資を始めやすいのかなと思います。


しかし、株主優待のような制度があるのは日本株だけとも言われていますし、

機関投資家のようなプロの投資家には評判が悪いと聞きます。

優待などに力を入れないでもっと株価を上げてほしいとか、

もらっても処分せざるを得ない(分けることができないので)とか

いろいろ理由はあります。


個人投資家の中にも優待など興味がないという人もいるでしょう。

私もどちらと言えばそうかもしれません。

優待はなんとなくおまけの感じがして、もらえれば嬉しいなあと

いう程度に思っています。


私はそれだったら配当の方をもらいたいなと思っているタイプです。

配当なら1人で200株持っているとすれば、200株分の配当がもらえますが、

優待は名義人1人に対して1つです。


ただ、やはり個人投資家は優待が好きなようです。

以前、ある大学のセミナーで

「権利確定日に向けて優待や配当がある銘柄は株価が上がりやすいという傾向あり。

配当より優待の方がその影響は大きい」と聞きました。


優待に興味がない人は、権利確定日の近づくところで売ってしまうというのも

利益を出す方法と言えそうです。

但し、優待に人気のある銘柄でということになりますが。



社会保険労務士・FP 中村真里子事務所

兵庫県宝塚市在住の社会保険労務士・ファイナンシャルプランナーのサイトです。