本当の悩みはお金のことではないのかも?

私は貧乏な家で育ち、母はお金がないというのが口癖の人でした。

母は今も健在ですが、母のことは未だに苦手です。

お金がないから○○は我慢しろと言われたことは数知れず。

貧乏でなければ四大にも行けたのに‥とこの年になっても考える私は

相当執念深いのか?とも思いますが(^^;


しかし、お金のある家だったとして、母との関係が変わっていたのか

と考えてみると、そんなことはないと思うようになりました。

例えば、お金がないのであれば、少しでも家計をきちんと管理するとか

そういう姿勢が見えなかった、つまり口で言うだけで行動が伴っていない

ところが苦手なんだと。


個人的な話をつらつら書いてしまいましたが、

相談を受けていてもお金の悩みといっても根本は別のところにあるのではないか?

と考えることが多くなりました。


例えば家族とのお金の価値観が合わない、もしくは家族とお金の話をきちんと

したことがないなど。

お金の価値観が合わない、家族がお金についてどういう風な考えを持っているか

よくわからない。

これでは、お金を貯める、増やすより前に家族と考えをすり合わせてみることの方が

重要になってきます。


ひとり暮らしの人で自分でなんでもコントロールできると思っていても

そのコントロールのやり方が独りよがりということもあるかもしれません。


お金の悩みは本当に”お金だけ”の悩みなんでしょうか。。。

社会保険労務士・FP 中村真里子事務所

兵庫県宝塚市在住の社会保険労務士・ファイナンシャルプランナーのサイトです。