個別株投資に向いているのはこういう人

投資にもいろいろ種類がありますが、大前提は自分の興味があるものに投資

することだと思っています。

金融機関に勧められて全く興味がない、わからないものに投資するというのは

最悪です。


何に投資していいのかわからない、銀行預金より少し利率がいいもの、

そんなにひやひやしたくないという方であれば「投資信託の積立」が

よいのではないかと思います。

特に若い方で仕事や家事、子育てが忙しい、投資にあまり手間を取られたくない

というのであれば世界に投資している投資信託1本を毎月買っていくという

やり方で十分でしょう。


対して、結構世の中や社会の流れを見るのが好きとか、経営に対して興味がある

という方であれば「個別株投資」もありだと思います。

ありと書いたのは必ずしもやりましょうということではありません。

「個別株投資」はやはり時間を取られます。

パッと、今日この株を買えばいいやというわけにはいかないからです。


やはり基本的なこと、黒字か赤字かとか、借金はどの程度あるのかとか、

今の株価は高いのか安いのかなど見ないといけないことは結構あります。

株価は将来の期待値ということも言えますから、今はよくてもその会社に

未来はあるのかなどそういうことも考えないといけません。

ただ、やはり手ごたえは投資信託とは違ってあります。

投資に興味がないのであれば先に書いたように機械的に投資信託を

買い付けていくのが賢いと思うのですが、

それでは面白味がないというのであれば個別株投資も選択の余地ありです。


反対にリスクは投資信託よりあります。

最初の頃は何銘柄も1度に買うというのは資金的にも難しいでしょう。

最初は少額から始めてほしいので1銘柄や2銘柄しか買えないとすれば

投資信託のように分散が効かないからです。


そして間違ってもどの株が儲かりそうかと他人に聞くのは厳禁です。

儲かる株など誰にもわかりません。

あくまで自分で銘柄を見つけて見届けることが個別株投資だと

思って下さい。


社会保険労務士・FP 中村真里子事務所

兵庫県宝塚市在住の社会保険労務士・ファイナンシャルプランナーのサイトです。