資産形成を考えてみる【株式投資】

良い銘柄を選んで長く持っておく‥昔、株式投資において

信じられていたことです。


良い銘柄を持っていれば、下値不安もなく、もちろん倒産もなく、

配当や株式分割で資産が積みあがっていく。

しかし、これはあくまで右肩上がりの経済でこそ通用する常識であると

言わざるを得ません。


例えば、昔の良い銘柄の鉄板といえば「電力会社」でした。

配当は安定している、倒産することはない。

しかし、東日本大震災でこれが絶対ではないことが証明されました。


以前「電鉄会社」が上場廃止になってしまって、

高齢者の方の嘆きをニュースで見た覚えがあります。


このことから、良い銘柄を選んだとしても何十年も持ち続けることが

果たして正解かどうかは疑問符がつきます。

私は基本、長期投資をおススメしますが、この長期というのを

何年と考えるのかはそれぞれの投資家の事情によると思っています。


株式投資は買ってすぐに上がれば、そこでひとまず利益を確定(つまり売ること)

するのも1つの方法だと思います。

ただ、これはたまたまラッキーだったと捉えることです。



社会保険労務士・FP 中村真里子事務所

兵庫県宝塚市在住の社会保険労務士・ファイナンシャルプランナーのサイトです。