「商売」も「株式投資」も

皆さんが、個人で何か商売を始めるとしましょう。

このとき戦略として考えたいことは

(1)利幅の厚い商売

もしくは

(2)回転をよくする


これらは利益を考える上で重要なポイントです。

(1)は、客数は少なくても単価を高くする商売。

(2)は、単価は安いけど客数を多くする商売。

つまり、(2)は薄利多売の商売です。


これを「株式投資」に当てはめてみると、

(1)は長期投資、(2)は短期投資という風に私は考えます。


短期投資の場合は少しの利幅でもすぐに売って、

また次の銘柄に乗り換えていくことになります。

その際の手数料も考慮に入れないといけません。


長期投資は多少の利益では売らず利幅を多くしようとするものです。


どちらがよいかはそれぞれですが、

商売の場合を考えると(2)のような薄利多売で勝負するには

資金力が必要になります。

大量に仕入れるのであれば値段交渉も可能です。


株式投資の場合、私たちのような個人投資家が機関投資家に

資金力で敵うはずはありません。

短期投資はなかなか難しいかもしれませんね。


社会保険労務士・FP 中村真里子事務所

兵庫県宝塚市在住の社会保険労務士・ファイナンシャルプランナーのサイトです。