先日、行動経済学のセミナーに参加してきました。
行動経済学とは「人間はしばしば不合理な選択や行動を行なう」という
前提に立って実際の人間がどのように選択・行動するのかを究明することが
目的の学問です。
このセミナーで下記のような質問がありました。
■ 今、あなたは100万円をもらえるとします。
ここでコインを投げて表が出れば、あなたは220万円がもらえます。
しかし、裏が出れば100万円は0になります。
あなたはこのゲームに参加しますか?
どうでしょうか?
このときこのゲームに参加しないとした人が9割を占めました。
これはいくつかの要素が考えられます。
例えば資産が何億円とある人なら100万円ぐらい失っても惜しくないと
考えるかもしれませんね。
元々、100万円はもらったお金なのだから”あぶく銭”という意識を
持つ人もいるでしょう。
他には100万円であればやはりそのままもらいたいと思う気持ちも
あるでしょう。
これが10万円や1万円ぐらいなら失っても諦めがつくという人も
多いのではないかと思います。
皆さんはどうでしょうか?
こういうことから自分がお金に対してどういうスタンスを取っているのか
わかると思います。
何故、そういう結論になったのかということを考えてみるのも
面白いと思います。
このあたりから”投資”に対しての考え方を探っていくのもおススメです。
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