何がリスクなのか知っておきましょう

前回の記事では「債券」と「株式」のどちらのリスクが高いのかを

ご説明しました。


今回は外国の株式や債券のリスクについてです。

外国株式や債券は日本の株式や債券に比べてリスクが高くなります。

この大きな理由は「為替」です。


外国債券は金利が高いものも多いです。

この金利の高さに目をつけて金融機関では外国債券の投資信託を勧めます。

確かにアメリカの10年国債などは2.5%ぐらいの金利です。

日本の10年国債の0.075%などと比べると高いのがわかりますが、

しかし、為替が動くと金利差などは吹っ飛んでしまいます。

これが為替の大きな影響です。


外国と一口に言ってもアメリカなどの「先進国」もあれば、

アジアやアフリカなどの「新興国」もあります。

先進国」と「新興国」を比べると「新興国」の方がリスクは高くなります。

これは「新興国」には政情の不安定さや戦争などのリスクがあるからです。


これらのリスクを知った上で投資商品を選んでほしいと思います。

社会保険労務士・FP 中村真里子事務所

兵庫県宝塚市在住の社会保険労務士・ファイナンシャルプランナーのサイトです。