「NISA」の問題点わかっていますか?

投資商品には原則があります。

それは「ハイリスクハイリターン」「ローリスクローリターン」というもの。

リスク(リスクは危険という意味ではなく”不確実性”です)が高いものは

リターンも高く、リスクが低いものはリターンも低くなるということ。


これは基本中の基本です。

よく問題になる出資してくれたら元本は保証します、

配当は何十%を約束しますというのは詐欺です。

そんな都合のよい投資商品はありません。


「NISA」という制度も”良い制度”であることは間違いないですが、

良いところばかりではなく、問題点もあります。

物事には陽の面と陰の面があるのです。


当たり前ですが「NISA」は利益が出ない限りなんのメリットもありません。

むしろ、損をするのであれば、課税口座で売買する方が損益通算ができるだけ

マシです。


もう1つ、「NISA」の非課税期間は5年です。

5年経った時点で利益が出ていない場合どうしますか?

そのまま諦めて売ってしまう(損切り)方法もありますが、

課税口座に移すということもできます。

しかし、課税口座に移してしまうと、税金を払わなければならないことも

あるのです。


よくわかっていないけどNISAを始めてみたと言われる方がいますが、

最低限の知識は入れておいた方がよさそうです。





社会保険労務士・FP 中村真里子事務所

兵庫県宝塚市在住の社会保険労務士・ファイナンシャルプランナーのサイトです。