家計簿なんて付けても役に立たないということはたまに言われます。
確かに家計簿も活かしようです。
ただ単に数字を羅列してそれで終わりであれば特に付ける必要も
ないかと思います。
しかし、実際自分の家庭が毎月いくらぐらいで生活しているのか、
毎月いくらぐらいかはそれなりに把握しているとしても、
年間どれぐらい使っているのかを把握しているかはどうでしょうか?
毎月〇〇円だから掛ける12でOKでしょうというのは
そんなに単純ではないかなと思います。
1度、きちんと1年間の生活費を出してみられてはいかがしょうか。
何千円単位ぐらいで把握できればOKです。
項目も分けます。
食費、住居費、光熱費、通信費、教育費、娯楽費、医療費、保険料など。
これらを記録して1年間の集計をします。
実際、これだけのお金が1年間かかっているんだということが実感できるでしょう。
そしてこのデータを老後資金の試算にも使います。
これは年代によっても変わってきますが、例えば50代の方であれば
このデータの中から教育費を抜く、娯楽費の中でも子どもの娯楽であればそれも抜く
ことによって老後どれぐらいのお金で生活できるかおよその額が実感できるはずです。
その代わり、多少医療費は今より掛かりそうだなど臨機応変に差し引きしてみます。
漠然とした老後資金の不安や世の中で話題になっている平均などは無視しましょう。
自分の家計がいくらぐらいで生活できているかを掴むことが肝心なのです。
0コメント