個人事業主にとっては一大イベント(?)ともいえる確定申告のシーズンが
やって来ます。
と、いっても私は税理士さんに任せているから大丈夫という方も多いかも
しれませんね。
もし、まだ開業して日が浅い、売上がそんなにないという方は
是非、ご自分で帳簿をつけ確定申告までやってみられてはいかがでしょうか。
帳簿を自分でつけ申告までするととても勉強になります。
個人事業主が帳簿をつけるコツは「事業主貸」と「事業主借」を
上手に使うことです。
「事業主貸」というのは事業から事業主に貸し付けるという意味です。
例えば事業用の口座から生活費を引き出したときは
事業主貸 ○○円 / 普通預金 ○○円
という仕訳になります。
反対に自分の個人の財布から切手を買ったなどの場合は
通信費 ○○円 / 事業主借 ○○円
という仕訳になります。
つまり自分のお金を事業に貸したということです。
「事業主貸」と「事業主借」を上手に使うこと以外に
まずは事業用の口座をきちんと開設すること。
できるだけここから経費を出すようにしますが、
たまたま自分個人の財布から支払ったときなどは
「事業主借」の仕訳を行います。
経費の領収書はきちんと残しておくこと。
領収書ではなくレシートでも構いません。
もしレシートもない場合は「出金伝票」を使って記録しておくと
よいでしょう。
事業が軌道に乗るまではご自分で帳簿付けからすることで
何に経費を使っているのか、お金の流れはどうなっているのかなどが
掴めるようになり、ビジネスのポイントなどもわかるようになるはずです。
0コメント