キャッシュフローの最後の1つが「財務キャッシュフロー」です。
「財務キャッシュフロー」は借入金などの増減を見ます。
「財務キャッシュフロー」がプラスということは借入金でお金を調達したという
ことになります。
会社のお金が増えたわけですので「財務キャッシュフロー」がプラスになったと
いうことです。
反対に借入金を返済した場合は「財務キャッシュフロー」はマイナスになります。
会社のお金が返済に回されたということで会社のお金は減ったことになります。
他には株主に配当金を支払った場合も会社からお金が出ていくことになりますので
「財務キャッシュフロー」はマイナスとなります。
社債などで資金を調達した場合も借入金と同じでお金が増えることになりますので
「財務キャッシュフロー」はプラスとなります。
このように見てくるとおわかりかと思いますが、
「財務キャッシュフロー」は基本的にはマイナスの方がよいということが
言えるかと思います。
もちろん、資金調達することが悪いというわけではありませんが、
設備投資のための資金調達なのか、赤字の穴埋めのための資金調達なのかと
いうことを見極めることが必要となります。
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