前回の続きです。
長期投資は簡単に見えて難しい側面もあります。
それは人間の心理として株価が上がるにつれ、
我慢して持ち続けることが難しくなるからです。
1つは株価が上がってくると早く売って利益を手にしたい
と思う気持ちがあります。
もう1つは早く売ってしまわないとそのうち下がってしまうと
不安な気持ちになるからです。
これは、人間の心理としては仕方のないことだと思います。
私は全然株価が冴えないときに株をせっせと買っていました。
当時は買ったけど全然値上がりしないので、
半ば諦めの境地でした。
損切りはしないまま、株価も見ないままほったらかしていたので、
リーマンショックも全然記憶がありません
(今、考えるとその方がよかったと思います)。
ずっといわゆる塩漬け(損したまま持ち続けること)のままだったのですが、
アベノミクスで一転値上がりし始めます。
ただ、こうなってくると早く売りたいという気持ちと、
いつ下がるかわからないから売ってしまわなければ‥という気持ちが
湧き上がってほとんど売りました。
結果、やはり早く売り過ぎたという後悔もあります。
もっと我慢して持っていれば、もっと利益が出たはず‥。
ただ、最近は北朝鮮のリスクや、あとこれは前から思っていることですが、
日銀の買い支えがどこまで続くのか、そろそろ出口戦略を考えないと
いけないはず‥と思うと、やはりずっと持ち続けるのは怖い気はします。
最近は3割ぐらい値上がりしたら売ろうと決めています。
特にNISA口座で買っている銘柄はとにかく利益が出ないと話になりませんから。
と、言いつつもう16年持っている銘柄もあります。
これはかなり含み益があります。
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