J-REITに注目する訳

J-REITの勉強会に参加してきました。

J-REITとは不動産投資信託のことで、投資家から集めた資金と借入金で

賃貸不動産に投資し、その賃貸収入などの利益を投資家に分配する仕組みの

商品です。

証券取引所に上場しているのでいつでも売買できます。


始まりは2001年なので、まだ歴史的には浅く、株式投資や投資信託に比べて

知名度は今ひとつかもしれません。


ただ、一番の魅力はなんといっても「分配金が高い」ことです。

これは利益の90%超を投資家に分配すれば、実質法人税が非課税になるからです。

株式投資の場合、利益から法人税を払った残りが配当金に回されるのですが、

J-REITは利益がほとんどそのまま分配金に回ることになります。

これは大きいですよね。


他には株式や投資信託は何千社、何千本という中から購入しますが、

J-REITは2017年9月現在59の投資法人が上場しているのみです。

これを選択肢が少ないと見る見方もありますが、

私はむしろ59の中から選ぶ方が選びやすいのではないかと考えます。


2020年の東京オリンピック、マイナス金利もJ-REITにとっては

追い風です。


でも、やっぱり「分配金」ですね。

私は毎週月曜日のJ-REIT分配金利回りをメモしているのですが、

9月11日の利回りは4.11%でした。

7月ぐらいからほとんと4%台で推移しています。

まあ、これはそれだけREITの価格自体が安くなっているとも言えますが。



社会保険労務士・FP 中村真里子事務所

兵庫県宝塚市在住の社会保険労務士・ファイナンシャルプランナーのサイトです。