株式投資で買った金額より安く売ることを損切りと言います。
例えば、1000円で買った株が900円に下がったので売るという
感じです。
この場合100円のマイナスと売買手数料が損した金額ということになります。
株式投資の初心者向けの本には必ずと言っていいほど、
この損切りの話が出てきます。
損切りは絶対するべきで、しないとズルズル損が拡大していくので危険です‥。
というように解説されていたりします。
私が思うには、これはケースバイケースではないでしょうか。
買値より10%下がったら必ず損切りをするというように決めておくとします。
極論ですが、買う株、買う株が10%下がってしまったらその度に
10%の損と売買手数料を損していくことになってしまいます。
こんなことを繰り返していれば何のための株式投資かわかりません。
下がった理由をよく考えてみること。
持っている企業が不祥事を起こしたなどであれば、傷が浅いうちに
売ってしまう方がよいでしょう。
そうでなければ、しばらくは辛抱するというのもありです。
辛抱できるのは「余裕資金で少額で買っていること」というのが
目安になります。
ちなみに私はほとんど損切りはしません。
これは何度も株価が戻るという経験をしているからということもあります。
おととし、ある銘柄を損切りしました。
他の銘柄で利益が出ていたので、税金が安くなるからいいかと思って
損切りしたのですが、今は買値まで戻っています。
こんなことなら持っておけばよかったなと後悔しています。
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