書類が多過ぎる

両親の介護保険を申請するにあたって、時間が取られ過ぎることが

大きな悩みでした。

一時、母は入院していて、父は1人で家にいましたから、

病院に行って、家にも行って、その間に市役所に行ったり、

包括支援センターに行ったり、認定調査に立ち会ったり。

2人分ですからその労力はかなりのものだったと思います。


介護度が決定して、介護保険を開始するに際しては、

とにかく書類、書類の山でした。

■健康保険証

■介護保険被保険者証

■介護保険負担割合証

を用意して下さいとのこと。

両親は認知症ですので、こういう管理もできないので、

市役所に私の方へ両親関係の郵便物を送ってもらうよう届け出も出しました。

ケアマネージャーとの契約、デイサービスの契約。

契約書がいっぱいあり、署名、捺印。

ほんとに疲れました。


マイナンバーの通知カードも両親は紛失してしまい、

母は体調が悪くて無理だったので、

父だけ連れて市役所に再発行の申請に行きました。

当然ですが、母の通知カードは母本人が行かないと申請できません。

もしくは委任状が必要です。

余談ですが、マイナンバーのみを確認したいのであれば、

住民票を取ればわかります。

母の場合はこれでマイナンバーを確認しました。


せっかく「マイナンバー」という制度を作ったのであれば、

マイナンバーを活用して保険証も1本にして、

書類ももっと少なくならないのでしょうか。

国が国民を管理するためというのがマイナンバーの本音でしょうが、

それより国民の利便性を考えてもらいたいものです。



社会保険労務士・FP 中村真里子事務所

兵庫県宝塚市在住の社会保険労務士・ファイナンシャルプランナーのサイトです。