銀行はお金を預けるところ

報道ステーションで銀行のカードローンの問題についてやっていました。

以前はお金を借りたいと思えば、消費者金融(いわゆるサラ金)で借りないと

いけませんでした。

しかし、それって案外ハードルが高いような気がします。


昔、友人が大手の消費者金融にお金を借りていて、1日返済が遅れるとすぐに職場に

電話がかかってくるという話を聞いたことがあります。

やっぱり恐ろしいなあと思いました(もちろん返さない方が問題なのですが)。

現在は銀行のカードローンで手軽に借入できます。

テレビでCMもバンバン流れていますし。


私が普段仕事でよく行く銀行や郵便局はかなりのスペースを割いて、

保険を売っています。

これなど見ていると、余程保険を売るのはおいしい商売なのだなと実感します。

マイナス金利の影響で住宅ローンもほとんど儲からないということであれば、

銀行は個人のカードローンや保険、投資信託を売ることで収益を上げようと

していることは理解できます。


しかし、私たち消費者はカードローンを使ったり、保険や投資信託をわざわざ

銀行で買う必要があるのかということはよく考えてみた方がよいです。

定期預金に預けていても利息はほんのわずか。だったら投資信託や保険を

買って少しでも増やしましょうと言われたとしても、

手数料を払ってほんとに思い通りの運用ができるのかはまた別の話なのです。


私たち庶民は銀行はお金を預けるところだと割り切った方がいいかも

しれません。


社会保険労務士・FP 中村真里子事務所

兵庫県宝塚市在住の社会保険労務士・ファイナンシャルプランナーのサイトです。